中国旅行

暴走タクシー

上海市浦東新区・外環高速道路

中国初体験の帰り、浦東空港からの飛行機は定刻にドアクローズしましたが一向に動きません。しばらくすると機長から「天候不良で出発を見合わせる」と説明がありました。外はモヤっています。羽田定刻22時半くらいの到着でしたのであまり遅れると自宅までの電車がなくなるんですが、そこはJAL様が何とかしてくれるだろうと思います。機内誌を読んだりスマホいじったりコーヒー飲んだりして、

約2時間経過…

霧は増々ひどくなり、一時翼の尖端が霞むくらいにまでなりました。ここでついに「申し訳ございませんが欠航し明日10時に再就航」という決定が下されました。乗客へのフォローとしては、

  1. ホテルは航空会社で用意します(無料)
  2. ホテルへはお客様自身がタクシーで
  3. タクシー代は明日領収書と引換にてお支払い

後で知った話ですがLCCの乗客は一晩を搭乗口で過ごしたようで…やはりこういう時は大手です。
パスポートに出国キャンセルのスタンプが押され、元のチェックインカウンター前に戻ってきました。機体から降ろされた荷物も出てきました。そして目的地が説明された紙が渡され、乗客はぞろぞろとタクシー乗り場に向かっていきます。

私は「ホテル名で検索すれば別の行き方あるんじゃね?」と一知半解行為を行ったのですが、回線状態が悪く検索でフリーズし続け、無駄な時間だけ過ぎます。諦めてタクシー乗り場に向かうと、他の乗客の姿はすでに見えませんでした。

当然この天気では他の便も欠航でタクシー需要は高いわけで、もう一台もいません。乗り場には整理員がいますから、一応紙を見せてここに行くとアピります。その後彼はどこかへ電話をしていました。

20分くらい待ったでしょうか、一台の金色っぽいタクシーがやって来ました。前にカップルが並んでおり、彼らが乗ろうとするとさっきの整理員が来て「あんたらじゃないよ」と先に私を乗せました。なんか運転手がサモ・ハン・キンポーに見えます。

うーん危険…

まずまず実入りの良い距離なので、さっきの整理員は顔馴染みの運転手に便宜を図ったんでしょうか。霧が深い場所もお構いなしで飛ばしていきます。走り屋の映画かなんかを実体験している気になります。動画は短時間ですが、高速道路上は終始こんな感じで別次元の走りを見せてくれました。
ホテル情報をチラ見しただけで走り出したので「目的地周辺です」以降、場所が分からなくなりました。別の施設の警備員に「どこだ?」と尋ねてやっとホテルにたどり着けましたが、それでも先に出発した乗客の一部より先に到着していました。聞いたところ他の人は料金140元、私は160元でしたが先に着いたのでwin-winという事にします。

名前が漢字の当て字表記だったので現地のビジネスホテルみたいなのを想像していましたが外資五ツ星でした。私には似つかわしくない場所です。荷物はベルボーイがすでに降ろして待っています。恐縮です。その上バイキング形式の上等な朝食付きでした。

場所はマグレブ起点の龍陽路駅近くでしたので、翌朝はタクシーに頼らずマグレブで空港へ行きました。上海慣れしていれば、昨晩もこれを選択していたでしょうね。あと一つ、こういう時は素直に他の乗客と一緒に動く事。先発組は乗客同士乗り合わせて来たようで、その方が安全確実な結果になる可能性が高いです。

乗るなら大众(大衆)、强生(強生)、锦江などの大手
もし個人タクシーに当たったら乗って悟りを開こう

旅行時期:2015年秋